1月はギックリ腰が頻発!?   …
まずは、問診!
患者様の日常生活・仕事での動きや姿勢、普段行なっている運動など、できるだけ細かく聞いていきます。その中で「過去に事故に遭っているか?」「痛くなったのは初めてか?」「どのような動きをすると痛いか?」など聞き出していきます!
それを踏まえ、患者様に合った治療方針を考えて、必要があればアイシングや骨盤を調節したり、マッサージを長めにしたりと内容を組んでいきます!
理由は2つ!
立てないくらい痛い!または靴下が履けないくらい痛い!そのような症状の時は、ぜひ冷やしてください!
ギックリ腰は、簡単にいうと腰の捻挫、ケガと一緒です!
痛めた個所に細胞が集まり、熱が出て痛みが悪化してしまいます!痛めた初日に冷やすアイシングを行わないと、激しい痛みがなかなか納まらず、長引いてしまいます!
一言でいうと、疲労の蓄積です!
コップの水が溢れるように、筋肉の限界を超えた時に激しい痛みとして現れます!!
今までの腰痛や硬さがちょっとした拍子に、ギックリ腰として襲ってきます!
ギックリ腰と聞いて、イメージ的に思い浮かぶのが、重い物を持ったおじいさんが立てなくなるシーンではないでしょうか?
確かにそのような典型的なギックリ腰もあります!
しかし、実際多いのは下のゴミを拾おうとしただけだったり、棚の荷物を取ろうと伸びただけだったり・・・
あとはくしゃみや、せきも多いですね!
ここからここまでがギックリ腰だよという線引きがあるわけではないです!
『普段のスピードで動けない』
『靴下やズボンを履くのに前かがみになれない』
これに当たりましたら、残念ながら『ギックリ腰』だと思ってください!
①冷やす
②ほぐす
③安静
コレがギックリ腰を早く治す近道です!!
初診
元々慢性的な腰痛で悩んでおられました。
初診日の朝、起床時に起き上がることが困難なほどの痛みが腰を襲い、急遽仕事も休むことに。
電話があったのがお昼頃。痛みにより支度に時間がかかり、お昼になってしまったみたいです。
やっとのことで来院されて、いざ腰を触ってみると、背中あたりと比べても明らかな熱感がありました。
問診を終え、まずはアイシングを施します。
無理のない強さでマッサージを行い、横向きで電気治療をして初診時は様子をみることにしました。
2診(翌日)
下駄箱での靴とスリッパの出し入れも、前日よりスムーズに行えていました。
ベッドで熱感を確認してみたところ、まだ多少の熱感が残るものの、前日と比べて軽減していました。
この日も患部の周りをほぐし、アイシングと電気治療で様子を見ることに。
帰りの歩き方を観察してみると、明らかに前日よりもびっこをひく感じが目立たなくなっていたので安心しました。
3診(5日目)
仕事の都合上、3日空いての来院。
もうだいぶ痛みは軽快しているようで、違和感なく動けている印象に感じました。
この日からアイシングはやめて、ウォーターベッドの治療に切り替えました。
痛みの具合から、週に一度の通院を指導し、治療から予防・メンテナスのイメージで通院するようにしていただき、現在に至ります。
コメント
初期のアイシングの効果が表れた、極めて代表的なケースでした。
患者さんの多くは、温めた方がいいのか、冷やした方がいいのか判断が難しいと思います。
そのあたりの状況判断と、コルセットなどの固定する必要性などもお伝えできるので、激しい痛みの時は来院されることをオススメいたします。
初診
ご自宅でお子様を抱きかかえた際に、腰に激しい痛みが走ったそうです。
『普段通りの動きをしたのに・・・』という典型例。
いつもの動きをいつも通りしたのにギックリ腰になることは、非常に多いです!
上記でも述べた、かがんだだけでもギックリ腰になる方もいます。
子供を抱っこするのはギックリ腰になる充分な原因といえるでしょう!
まずは問診を終えてアイシングをしました。
無理のない範囲でマッサージを行い、負担の少ない横向きで電気治療をしました。
コルセットを持っていなかったので、一度試着してみました。
付けた方がラクとのことなどで、コルセットを購入。
家でもアイシングをするよう指導をして、この日は帰宅。
2診(翌日)
ご主人がお休みで、お子さんを見ていただけることになりお越しいただきました。
まだ気を付けながら動いていましたが、前日ほど表情も険しくない様子。
前日自宅でもアイシングをしてくださったようで、本人も効果を実感していました。
昨日同様、アイシングをしながら施術をしていきました。
腰の筋肉の緊張も、ほぐれているのが分かりました。
3診(4日目)
ご主人のお仕事の都合で、少し治療日数が空きましたが、痛み・動きともに普段の生活に支障がなくなるところまで回復。
靴下を履く動きも問題なくできるまでになったとのこと。
以前から気になっていた骨盤の歪みも確認して、この日から骨盤矯正も行うことに。
帰りの動きは、初診の頃とは別人のような動きで安心しました。
コメント
お子様がいる方のギックリ腰は、意外とよくいらっしゃいます。
お仕事の都合や、誰かがお子様を見てくれる状況などにもよりますが、できればその日のうちに処置するのがベストです。
急性期と呼ばれる、特に3日間は処置によってその後の予後が変わっていきます!
ギックリ腰は、寒い時期しかならないと思っている方が多いですが、実は季節を問わずなります!
普段のケアと、正しい対処が必要ですので、激しい痛みに襲われた際は、あかり接骨院までお越しください!