1月はギックリ腰が頻発!?   …
まずは、問診!
患者様の日常生活・仕事での動きや姿勢、普段行なっている運動など、できるだけ細かく聞いていきます。その中で「過去に事故に遭っているか?」「痛くなったのは初めてか?」「どのような動きをすると痛いか?」など聞き出していきます!
それを踏まえ、患者様に合った治療方針を考えて、必要があればアイシングや骨盤を調節したり、マッサージを長めにしたりと内容を組んでいきます!
もしかして、今までの治療は腰や骨盤しか触っていませんでしたか?
もし、あなたの腰痛がマッサージや鍼、カイロプラクティックなどを受けても改善しないということならば、あなたの根本的な問題は腰だけではないかもしれません!
もちろん腰の筋肉をほぐして良くなるケースもあります! 骨盤を矯正して、元の位置に戻してラクになるケースもあります!
しかし!!
治療を受けてもなかなか変わらないのは、腰まわりの筋肉だけ、骨盤の位置だけを診て総合的に体の状態を判断して治療を行っていないからかもしれません!
ここで注目したいのは、腰とは別の場所にある筋肉の異常、それが原因で腰痛を引き起こしている可能性があります!
●床下15cmしか曲げられないと、ある筋肉に異常あり
●床下15cm未満だと、ある筋肉に要注意!
腰痛の新しい原因といわれる、ある筋肉とは?
そのある筋肉とは、太ももの裏側にあるハムストリングス!
ここが硬いと『タイトハム』といって腰痛の原因として最近新しく言われています!
ハムストリングスは、骨盤の下から膝の裏側をつないでいる筋肉。
また足を踏み出し歩くなど足を動かす筋肉でもあります。
このハムストリングスがどう関係するかというと、低い位置のものを取ろうとしたり、掃除機をかけたり、前屈姿勢となりますよね!
ハムストリングスに柔軟性があれば、柔らかいので腰を痛めないですが、硬いと柔軟に伸びず腰の骨に影響を与えてしまい、腰痛を引き起こしてしまうとされています!
前傾姿勢を繰り返すことで椎間板に炎症が起き、そして腰まわりの筋肉に疲労が蓄積し、腰痛となっていくのです!
筋肉が硬くなる原因は運動不足と加齢といわれていますが、ハムストリングスが硬くなるのはある何気ない動作が原因とされます。
それがこの、骨盤後傾の姿勢!
不思議なことに、正しい姿勢で座っているとハムストリングスに適度に刺激が加わっているのです!
しかし、姿勢が悪い座り方だと刺激が少なく、筋肉も硬くなりやすいのです!
骨盤後傾の姿勢をとり続けることによって、ハムストリングスは骨盤に引っ張られる状態で刺激のないダラけきった状態になってしまいます!
そうすることにより、ハムストリングスの中では血流が滞り、酸素が不足し始めます!
さらに神経が緊張状態に陥り筋肉が収縮して硬くなります。
初診
1カ月前の右足関節の捻挫以降、足関節をかばいながら変な姿勢での歩き方が続いたらしいです。その為、腰に違和感が出始めていました。
しかし、仕事の営業でどうしても歩かなくてはいけなくなり、腰から臀部にかけての違和感・ハリが目立ちだしたが、その日はなんとか頑張って歩いたそう。
しかしその日の夜あたりから腰の痛みが強くなり、翌朝起きたら腰に激しい痛みを感じ、仕事の合い間をみて来院。
患部の腰には熱感があり、まずはアイシングを行いました。
次に腰から臀部にかけてのマッサージをして、骨盤を確認したところ右足が左足に比べて1cmくらい短くなっている、いわゆる「右短下肢」という状態になっていたので、骨盤を調節しました。
立ち上がる際はまだ痛みがツラそうでしたが、これで様子をみてくださいと初回を終えました。
2診(翌日)
朝、予約の電話が入り、痛みがぶり返してないかと少々不安でしたが、前日よりは痛みが引いているとのこと。
今日もこれから仕事でお客様への営業があるため、出勤前にいらしていただいました。
今回は、患部である腰や臀部のほかに、前述で述べたハムストリングスも含めマッサージ治療を行いました。
すると帰り際、来院された時よりも背筋が伸び、また歩き方もスムーズに帰ることができました。
また、日常でできるハムストリングスのストレッチも指導していただき終了しました。
3診(6日後)
調子良かったそうですが、また二日前から最初のような痛みはないが張ってきた感じがするとのこと。
また骨盤の歪みがあったのでそちらを調整したあと、またハムストリングスのストレッチを再度指導しました。
歪みもかなり負担になっているので定期的なメンテナンスをオススメして終了しました。
コメント
普段とは違う歩き方で生活したため、腰や臀部はもちろんハムストリングスに緊張が溜まってまって、総合的に痛みが出てきたと考えられる。
骨盤の歪みと、本人が自宅でハムストリングスのストレッチを続けてくれたことがスムーズに改善していったと考えられる。
初診時の状況
床に落ちているゴミを拾おうとして腰部に激しい痛みを感じて来院。
体位変換困難で、特にお辞儀をする前かがみの姿勢時に、膝から落ちそうになるほどの痛みを感じた。
初回は第2腰椎に強い関節可動制限と炎症、右腰部起立筋に筋緊張が見受けられたため、炎症を刺激しないように、アイシングを行いながら細心の注意で患部を治療した。
2診(2日後)
2日後に来院された時には、腰痛はほぼ消失していた。
体位変換もスムーズにできるようになったので、アクティベーターを使った無痛矯正を骨盤~腰椎へ施した。
その後数回施術を行い、今では3週間おきにメンテナンスを行うなど、肩こりなどの治療もすすめている。
コメント
今回は比較的軽度のぎっくり腰だったのと、発症後すぐご来院いただけたのが早期回復へとつながった良いケース。
定期的なケアの重要性について本人も実感したみたいです。
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